テキストをレイヤーとして追加する

編集モードでテキストツールを使用して、テキストをレイヤーとして追加できます。フォント、サイズ、色、スタイル、位置調整をカスタマイズし、メタデータを挿入できます。不透明度を使って画像に透かし効果を加えることができます。画像に著作権などの情報を入れる際に便利です。

テキストレイヤーを含む画像を.acdcファイル形式として保存できます。この形式で保存することにより、将来、編集モードで、レイヤー効果が編集可能な状態で、画像を開くことができます。

テキストレイヤーにレイヤー効果を追加できます。

テキストをレイヤーとして追加するには：

1. 編集モードで、パネル上部のツールバーから テキスト ツールを選択します。
2. 画像の任意の領域をクリックします。画像にテキストボックスが追加され、レイヤーペインの上部にテキストレイヤーが表示されます。
3. マーキーをクリックアンドドラッグしてテキストの場所を変更したり、マーキーにある四角をドラッグしてサイズ変更したりします。コンテキストバーでは、[サイズ]ドロップダウンメニューで特定のポイントサイズを選択または入力することもできます。

アスペクト比を維持せずに変換するには、サイズ変更中に Shiftキー を押します。

4. [テキスト]ボックスにテキストを入力します。クリックして別のテキストボックスを追加するたびに、新しいテキストレイヤーが[レイヤー]ペインに追加されます。テキストボックスを選択すると、そのレイヤーが、[レイヤー]ペインで選択された状態になります。
5. コンテキストバーのドロップダウンメニューで、使用するフォント、斜体や両端揃えなどの書式設定オプション、およびテキストの色を指定します。
6. [レイヤー]ペインの上部で、[不透明度]スライダーをドラッグして、テキストの透明度を指定します。
7. [レイヤー]ペインの上部で、[ブレンドモード]ドロップダウンからオプションを選択して、画像とテキストをどのようにブレンドするかを指定します。

テキストレイヤーが選択されている間は、編集モードフィルターを入力することはできません。これにより、テキストレイヤーをラスタライズするかどうかを確認する警告が表示されます。テキストレイヤーをラスタライズすると、編集できなくなります。

テキストレイヤーを他のテキストレイヤーと結合することはできませんが、テキストを通常の画像レイヤーと結合することはできます。このアクションにより、テキストがラスタライズされます。テキストレイヤーをラスタライズすると、編集できなくなります。

調整レイヤーをテキストレイヤーの上に追加して、テキストレイヤーに直接クリップすることができます。「調整レイヤーを使用する」を参照する。

テキストレイヤーに マスクを追加できます。ただし、テキストレイヤーを移動しても、マスクは一緒に移動しません。

テキストレイヤーを選択して、スタイル設定のカスタマイズなどテキストレイヤーを変更できます。

Ctrl + C、 Ctrl + V、Ctrl + Aなどの一般的なキーボードショートカットは、テキストボックスで機能します。 Home、 End、 Ctrl + Home、Ctrl + Endを使用して、カーソルをテキストの先頭または末尾に移動することもできます。

テキストボックス内で編集する場合、Ctrl + Z を使用して最近の変更を取り消すことができます。ただし、[元に戻す/やり直し]ボタンを使用すると、テキストボックスの追加などのテキストアクション全体に適用されます。

テキストボックスにAltコードを適用できます。次のキーボードショートカットを使用して、画像に著作権情報を追加できます：

テキストのラスタライズ

テキストにマスクを追加するなど、テキストを手動でラスタライズしたいときがあります。レイヤーごとにラスタライズするのではなく、複数のテキストレイヤーを選択して、一度にラスタライズすることもできます。

テキストをラスタライズするには：

テキストレイヤーを選択した状態で、次のいずれかを実行します：

• [レイヤー]から、[ テキストレイヤーをラスタライズする]を選択します。
• Ctrl + Shift + Tを押します。
• [レイヤー]ペインでテキストレイヤーを右クリックし、コンテキストメニューから[レイヤーのラスタライズ]を選択します。

画像にテキストとしてメタデータを追加するには：

1. 編集モードで、パネル上部のツールバーから テキスト ツールを選択します。
2. コンテキストバーで、[Ins]ボタンを クリックします。
3. [プロパティの選択]ダイアログボックスで、プラス (+)記号をクリックして、ツリーを展開し、チェックボックスを切り替えてメタデータの設定を選択します。
4. [OK]を押します。選択したメタデータがテキストレイヤーとして追加されます。

テキストレイヤーとして追加されたメタデータを含む記録されたアクション を再生すると、結果には、アクションが再生されている画像からではなく、記録された元の画像からのメタデータが含まれます。

関連トピック

• ブレンド モードについて